都連青年部は4月16日、2022年度青年部大会をオンラインで開催した。
川口部長が水平社宣言を朗読した後、2021年度活動報告、決算報告がおこなわれた。
活動報告では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動が難しい状況が続いていたが、オンラインを活用した定例会議の開催や青年部通信の発行再開、また、狭山青年共闘会議での情宣や会議の開催など連帯の取り組みや、関東ブロック青年交流会での活動など、感染防止対策を講じながらの取り組みも含めて報告された。
活動方針案では、まず全国水平社、東京水平社創立100年にふれ、差別・排外が深刻化する今日において、差別と対峙するためには、先輩たちの歩みを学び、各支部における青年の結集と同時に、主体性を持って活動することの重要性が訴えられた。そして、部落解放―人権確立社会の実現にむけ、東京・全国の仲間とつながり、諸集会や交流活動への参加、被差別当事者と連帯しながら、狭山闘争や反差別ネットワーク強化にむけた取り組みなどが提案された。
質疑・討論がおこなわれた後、活動報告、決算報告、活動方針案、予算案が承認された。
役員は前年度から引継ぎとなり、新役員代表挨拶を川口部長がおこない「感染拡大は予断を許さない状況だが、工夫しながら、各支部への働きかけについても、皆で議論し青年部活動を盛り上げていきたい」と決意表明。
最後に、先輩たちが築いてきた部落解放運動を継承し、人権確立社会の実現を青年部が担っていこうと団結ガンバローがおこなわれた。
(都連青年部)