力を結集し新たな活動を切り開く
2021年度 都連青年部定期大会



 部落解放同盟東京都連合会2021年度青年部大会が7月9日に開催された。新型コロナウィルス感染防止の観点からオンラインでの開催となった。

 川口部長が水平社宣言を朗読した後、2020年度活動報告、2020年度決算報告が行なわれた。

 2020年度活動報告では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で毎月の定例会をはじめ、共闘団体との連帯活動が停滞している活動がある中でも、「差別と闘う青年部」を目指し、できることを行なおうと、中央青年運動部や関東ブロック青年交流会、狭山青年共闘会議などで活発な議論を行なってきたことなどが報告された。

 2021年度活動方針案では、まず都連青年部結成の経緯にふれ、主体性を持ち活動する力を養う必要があるとともに、連帯の必要性が提起された。そして、諸集会への参加や学習交流会などの交流活動、狭山闘争や反差別ネットワークの取り組み強化、組織拡大にむけた取り組みなどが提案された。

 質疑・討論が行なわれた後、活動報告、決算報告、活動方針案、予算案が承認された。

 役員は前年度の引継ぎとなり、川口部長が新役員代表を行ない「青年部の活動が停滞したことを反省し、活動再開や新たな活動を皆の力を結集して切り開いていきたい」と決意表明した。最後に、反差別の立場であらゆる差別を許さないことを確認し、団結ガンバローを行なった。

(都連青年部)

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