青年部員の参加範囲を拡大
2020年度都連青年部大会



 部落解放同盟東京都連合会2020年度青年部大会が7月28日に開催された。本来は4月19日に開催される予定だったが延期となり、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインでの開催となった。

 川口部長が水平社宣言を朗読した後、2019年度活動報告、2019年度決算報告が行なわれた。

 2019年度活動報告では、部落青年の居場所をつくり差別に負けない青年の育成を目的とした青年部学習交流会、各支部で長年活躍された先輩方の歩みを記録に残し次世代へ繋げることなどを目的に東日本部落解放研究所と東京都同和教育研究協議会と共催で行なっている聞取り活動、全国高校生・青年集会や関東ブロック青年交流会・宿泊交流会への参加など全国の部落青年との取り組み、反差別・人権社会の確立をめざす比較的若い年代層のネットワークである反差別・人権青年交流会の活動や学習、労働組合の青年らと連帯して狭山事件の再審を求める情宣行動や学習交流会を行ない狭山事件の勝利と人権社会確立を目指して活動している狭山青年共闘会議などの活動を行なったことが報告された。

 2020年度活動方針案では、諸集会への参加や学習交流会などの交流活動、狭山闘争や反差別ネットワークの取り組みを進め、重要な課題である各支部青年部確立のための支援に力を入れて取り組むこと。他府県の部落出身者や居住地域などの関係で同盟員になれない部落出身者らとの関係を構築しつつある中、そういった青年たちの青年部活動への参加・協賛を可能にする都連青年部員登録制度を設けることなどが提案された。

 2020年度予算案が提案された後、都連青年部規約に青年部員と準青年部員をもって組織することなどを追加した規約案が提案された。

 質疑・討論が行なわれた後、2019年度活動報告、2019年度決算報告、2020年度活動方針案、2020年度予算案、都連青年部規約の改正案が可決された。

 役員は前年度の引継ぎとなり、新役員を代表し、川口部長が挨拶をした。

 最後に、川口部長が団結ガンバローを行なった。

 (都連青年部)

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