新体制で組織拡大をめざす
2018年度青年部大会



2018年度 青年部大会

 都連青年部は、2018年度青年部大会を4月20日、東京解放会館にて行なった。

 都連代表の挨拶で近藤書記長は①「差別がない社会」に必要なのは「差別と闘っている社会」②社会の全ての団体で「反差別のルール」を浸透させ人権社会の確立、民主主義の本質である平等を実現させる③それを促進するには、ルール化が必要な為、差別禁止・人権侵害救済法などの法制度の確立を目指す④反差別共同闘争・当事者運動をしっかり行ない「闘う主体の形成」をしていく。以上が、都連青年部が今後運動を進めていくうえで求められると述べられた。

 2017年度の活動報告は、全国の部落青年はじめ、労働組合青年部、被差別当事者団体、研究者、教師などと連帯した取り組み。また、青年部での定期的に行なった学習交流会などの報告。 

 2018年度の活動方針は、格差と貧困の強まり、差別や人権侵犯事件の増加、悪質化、部落差別事件の深刻化から、都連青年部は①反差別・人権青年交流会の活発化②都連青年部活動の周知と全国の仲間とのつながり強化③部落青年の居場所づくり、狭山闘争、差別糾弾闘争、人権政策確立に向けて取り組む④組織拡大、「子ども会」活動の積極的展開、運動を継承していく自覚を高める⑤「戦争する国づくり」に反対し、「戦争法」反対、憲法改悪阻止、沖縄新基地建設反対、脱原発に取り組む。以上のことを方針にし活動していくことを確認した。

 2018年度は役員交代が行なわれ、部長1人、副部長2人、事務局長1人の新体制のもと運営する。新部長の挨拶で、部落完全解放をめざし、これまで都連青年部を守ってきてくれた先輩たちの意志を引き継ぎ頑張っていくと決意を表明した。(都連青年部)

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