都連青年部は10月30日、「狭山事件の再審・全証拠開示を求める情宣行動」を上野駅前で関東ブロック青年交流会と、高知県連の青年、狭山共闘会議青年交流会と共に行なった。
狭山共闘会議青年交流会には、都連青年部、自治労都本部青年部、自治労清掃青年部、東水労青年女性部が参加し、狭山事件を中心に活動を行なっている。今回の情宣行動に新しい青年部員の顔ぶれが参加した事もあり、近年では最高の24人が集まった。
寒さで足早に通り過ぎる人々の中にも、足を止めて耳を傾け、狭山事件に興味を持ってくれる方もいた。石川さんは、54年間無実を訴え、今も見えない手錠がかけられていることを伝えると、自身で「インターネット等で調べて学びたい」と話された方もいて、情宣活動の意義を再確認できた。また、初参加の青年も含め、事前に学習をして来たとの組合青年部からの報告もあり、内側からも外側からも、狭山の輪が広がっている事に力強さを感じた。
終わりには、各団体から挨拶を受け、狭山事件の完全勝利を目指して、繋がりを大切にしながら闘う事を確認した。
(都連青年部)