浅草・弾左衛門フィールドワークが9月2日、狭山青年共闘会議主催で行われ、全体の参加者数は30人、都連青年部からは6人が参加した。
これまでも狭山青年共闘会議では、情宣行動などを行なってきたが、人権・差別に対する学習と取組みが後退している実状を感じ、いま一度、狭山事件の根源である、部落差別を学び、そこから差別・人権について青年たちが考えられる機会をつくろうと学習会を企画した。
講演は、「東京の部落問題と差別に立ち向う社会づくり」と題し、近藤書記長より現在の差別事例などを多く取り上げた内容で、話された。
フィールドワークは、地図を見ながら実際に回り、地場産業である皮革産業と部落の歴史や、八幡神社と白山神社の合祀差別についてなどを学び、歴史の一部でなく、流れとして学び理解できたとの意見もあった。
グループ討論は、働く青年の目線で、共通点が多く、身近な差別として、職業差別、雇用形態での待遇差別、パワハラなどがあがった。差別をなくしていくには、知識を深め、差別をしない、させない取り組みが必要だとの意見もあり、全体を通し、活発な学習会となった。
(都連青年部)