マイクアピールとチラシ配布を再開
狭山青年共闘会議 上野駅前情宣



狭山青年共闘会議 上野駅前情宣

 狭山青年共闘会議は、5月23日(月)、上野駅浅草口前にて、狭山事件の再審を求める情宣行動に取り組み24名の仲間が結集した。例年5月23日と10月31日に行なわれる狭山市民集会の前日に、石川一雄さんの無実・再審の開始を求めるとともに「見えない手錠」を1日でも早く外すため、情宣行動を行なっている。

 コロナ禍においては、飛沫・感染防止などの観点から、事前に録音した情宣文をスピーカーで流し、プラカードを掲げスタンディングでの情宣行動に取り組んできた。しかし、今回の情宣行動からは、情勢が安定してきたことで、本来の形式である拡声器を使用しての情宣文の読み上げとチラシ配布を再開し、プラカードを掲げての訴えかけも合わせて行なった。また、行動中のマスクとチラシ配布の際にビニール手袋を着用することで、感染防止対策をしっかりと取った。チラシについては、用意していた1000部ほとんどを配布し、受けとってくれる人の中には、その場でチラシの内容を見ている人も見受けられた。また、通行人の中には足を止めて見てくれる人もおり「狭山事件」「冤罪」「石川一雄」といったワードを知るきっかけになったのではないかと感じる。

 狭山再審の闘いは今年度が大きな山場になることは間違いない。だからこそ、鑑定人尋問を実現させ、再審開始を勝ち取り、何としても石川一雄さんの「見えない手錠」を1日でも早く外すために、狭山青年共闘会議も全力で取り組みを進めていく。そして、あらゆる差別を根絶するためにも、青年らしい取り組みを今後も行なっていく。

(東京清掃労組青年部)

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