狭山青年共闘会議は11月2日、狭山事件の再審を求める情宣行動を上野駅浅草口で行ない、18人が参加した。
狭山青年共闘会議では例年5・23と10・31の狭山集会に合わせて情宣行動を行なっている。コロナ禍のため5月の情宣行動は中止となったが、「狭山事件と石川さんの無実を少しでも多くの人に知ってもらいたい」という想いで、11月にずれ込みはしたが、情宣行動を実施した。
コロナ禍の情宣行動として、マイクアピールやチラシの配布などは行なわず、参加者それぞれが想いを込め作成したプラカードを持ち、スタンディング形式で実施した。
普段の情宣よりも立ち止まって見てくれる人が多く、中には「狭山事件のこと知っているよ」と声をかけてくれる人もいた。参加者からは、「普段より注目してくれる人が多い」、「今後の情宣に活かせる経験になった」などの感想があった。
石川さんの見えない手錠を一日でも早く外すために、青年たちだからこそできる狭山の取組みを今後も考え行なっていく。
(狭山青年共闘会議)