実際に現場を歩き理解することが大切
狭山青年共闘会議 狭山現地調査



 昨年11月27日、狭山青年共闘会議は狭山現地調査を行ない10人が参加した。解放同盟からも3人が参加した。

 狭山青年共闘会議としての狭山現地調査は今回が初となる。現調自体が初めての参加者が多数いることもあり、部落解放同盟中央本部の安田さんを講師に事前学習会を別日に行なってから現調に臨んだ。

 狭山市駅に集合し、中央本部の安田さんの案内で現地調査を行なった。途中、現地事務所で石川一雄さんと早智子さんからお話を聞き、当時の石川さんの自宅を再現した中に入り、鴨居の上の万年筆も、ほんの数分で発見できた。

 警察からの過酷な取り調べや脅迫と誘導によって石川さんがしてしまった嘘の自白がいかに矛盾だらけなのか、安田さんの丁寧な説明もあり、初めて現調に参加する人でもしっかりと理解できた現調となった。

 現調後や後日の代表者会議で感想と総括を行ない、「事前学習では輪郭くらいしか理解できなかった部分もあったが、現調に行ってみてしっかりと理解することが出来た」「初めて石川さんにも会えて話も聞けて良かった」「実際に現場を歩き、見て感じて理解することが大切だと感じた」などの感想があった。

(狭山青年共闘会議)

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