関ブロ青年交流会第27回宿泊交流会が11月13日~14日、福島県で行なわれ、群馬、埼玉、東京から7人が参加した。
東日本大震災、福島第一原発の事故から10年が経過した今を視るため、1日目は、東日本大震災・原子力災害伝承館、JR双葉駅周辺、浪江町請戸地区・慰霊碑・請戸漁協、道の駅なみえ、JR波江駅周辺、希望の牧場を、2日目には相馬市伝承鎮魂祈念館、松川浦~浜街道~原町火力発電所、南相馬~大熊町、大熊町役場周辺、富岡町・夜の森桜並木、古滝屋館内「原子力災害考証館」を巡った。
現地ガイドはNPO人権センターHORIZONの片岡遼平さんが行ない、移動中の車内でも地域の事故当時や現状の説明をいただいた。また、1日目は原発事故関連各裁判の支援をされている浪江町の今野寿美雄さんにもご一緒しお話をいただいた。他にも、希望の牧場・ふくしま代表の吉沢正巳さんからの「被ばく牛をとおしてエネルギー問題を考えてほしい」という訴えや、原子力災害考証館館長の里見喜生さんから原発事故で大切な人や日常、故郷を奪われた人たちの思いを聞くことができた。
(都連青年部)