日光の部落で研修
関ブロ青年交流会 第24回宿泊交流会



関ブロ青年交流会第24回宿泊交流会

 関ブロ青年交流会第24回宿泊交流会が10月6日7日、栃木県日光市で行われました。群馬、埼玉、東京から9人の青年が参加し、都連からは5人が参加しました。

 講師を栃木県連和田委員長にしていただき、1日目は、フィールドワーク事前学習、2日目にはフィールドワークを行ない、①滝尾神社②輪王寺③東照宮④四本龍寺⑤日光木彫りの里⑥六地蔵⑦首切り地蔵⑧馬頭観音⑨罪人供養塔⑩白山神社を巡りました。

 日光は、山が神とされる山岳信仰で、日光三社権現は二荒山神社・男体山、滝尾神社・女峯山、東照宮・太郎山です。

 神は雷(蛇)となり、山から高い木に降り、川の岸辺の叢から水にくぐるとされています。そうした信仰の形を見ることが出来きました。

 また、東照宮は猿曳きと縁深く、猿曳き頭が祭事に使用した詰所は、神馬厩舎で「見猿・聞猿・言わ猿」が有名です。

 マタギが二荒山神社の祭りに鹿の皮を献上し木戸番的役割を担っていたり、日光の被差別部落とマタギとの関連も知ることができました。長吏頭や非人頭が置かれ果たしていた社会的役割は江戸周辺と同様だが、弾左衛門の支配下ではない事などを学べたのは新鮮でした。

 (都連青年部)

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