2020年こそ再審闘争に決着を
狭山東京集会、狭山三多摩集会へ


狭山東京実行委員会 第25回総会

 狭山事件の再審を求める東京集会が2月21日午後6時30分より台東区民会館9階ホール、狭山事件の再審を求める三多摩集会が2月27日午後6時30分より立川市女性総合センター・アイムホールにて開かれる。

 両集会ともに石川一雄さん、早智子さんからのアピール、狭山弁護団の河村弁護士による講演、団体アピールなどを予定している。

 一刻も早く事実調べ・再審開始を勝ち取り、石川さんを取り戻すためにも東京各地・職場から多くの参加を呼びかける。


狭山東京実行委員会 第25回総会

 狭山東京実行委員会の第25回総会が12月19日、田町交通ビル5階会議室で開催され45名が参加した。

 総会は青木議長の2020年こそ再審に決着をつけ、石川さんを取り戻すとの決意を込めた挨拶で開会された。続いて桐田事務局長より活動方針が提案され、石川さんが81歳のうちに何としても再審開始を勝ち取るために、事実調べ実施を求める世論の拡大が最重要課題であることが強調され、実行委員会の総力をあげた闘いが呼びかけられた。

 また、2020年前半の取り組みとして2月6日に多摩地域の朝日新聞36万部に折り込まれるタウン紙での「狭山意見広告」の実施、2・21狭山東京集会、2・27狭山三多摩集会、5・23市民集会の取り組みを後藤裁判長が退官する6月の闘いへと連動させて東京における狭山の闘いを大きく動かしていく、との基本方向が確認され、引き続き裁判長への要請ハガキや署名運動、地域・職場での集会や学習会、狭山現地調査などの取り組みの活発化が提起された。続いて新役員(案)が提案され、新議長に座光寺成夫(東京平和運動センター議長)さんが就任した。事実調べが実施された再審裁判はすべて再審の門が開かれているという事実をしっかりと受け止め、鑑定人尋問などの事実調べ即刻実施を強く求める総会決議を採決した。

 第二部では、狭山弁護団の山本志都弁護士より、「第三次再審で提出された重要新証拠をふまえて~一刻も早く事実調べの実現を~」と題した講演を受け、石川さんの無実をあらためて確信。事実調べを要請する取り組みの重要性を確認し、石川さんが81歳のうちに何としても再審開始を勝ち取る決意を固めた。

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