2年ぶり開催の狭山市民集会に1000人が参加
狭山事件の再審を求める市民集会


2年ぶりの開催となった狭山事件の再審を求める市民集会

 狭山事件の再審を求める市民集会が10月29日、日比谷野外音楽堂で2年ぶりに開催され、全国から1000人が参加した。主催は、狭山事件の再審を求める市民集会実行委員会。

 はじめに、組坂・中央委員長が開会あいさつを行なった。続いて、石川一雄さん、石川早智子さんが登壇しアピールを行なった。石川さんは「感染防止のために家に引きこもる生活をしていたが身体も鍛え、健康で元気だ。これからも元気なまま闘い、なんとしても生きたまま無罪を勝ち取らなければならない。この闘いに勝利するためにも更なる支援を」と訴えた。

 続いて、中山・主任弁護人、中北・事務局長が弁護団報告を行ない、新証拠提出や鑑定人尋問をはじめとする事実調べに向けての現状と見通しなどが報告された。

 基調提案を片岡・中央副委員長が行ない、この間の闘いと今後について話された。

 袴田さんを救援する清水・静岡市民の会の山崎さん、冤罪犠牲者の橋本さん、鎌田・狭山事件の再審を求める市民の会事務局長からそれぞれアピールがあった。

 集会アピールを小林・中央共闘事務局次長が読み上げ、閉会挨拶を西島・中央書記長が行なった。

 集会終了後、例年とは異なる短いコースでデモを行ない、石川さんの無実と鑑定人尋問・事実調べと再審開始を訴えた。

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