狭山事件の再審を求める第38次高裁前アピール行動が12月13日からはじまった。
石川一雄さんの無実・再審を訴えるために、東京、埼玉、群馬、千葉、神奈川、愛知、滋賀から同盟員や住民の会・市民の会、共闘、労組、宗教者、個人参加者など、50人以上の支援者が東京高裁前に集まり、高裁の職員や通行する方々に石川一雄さんの無実・再審を訴えるリーフレットを配布し、署名も書いていただいた。
石川さんはマイクを握り、証拠の全面開示や鑑定人尋問などの事実調べを行ない、一刻も早く再審を開始するよう訴えた。
連れ合いの石川早智子さんをはじめ、布川事件の桜井昌司さん、足利事件の菅家利和さん、各支援者もマイクを握り、石川さんの無実を明らかにするために再審を開始し、裁判所の正義と良心を示してほしいとの強い訴えが繰り返された。
高裁前アピール行動は、12月20日にも引き続き行なわれた。