狭山東京実行委員会は2月15日、「狭山事件の再審を求める東京集会」に向けた情宣をJR新橋駅烏森口前で行ない、25人が集まった。この集会は2月23日に台東区民会館大ホールでひらかれたもの。
石川一雄さんの無実を訴える横断幕を持ち、新橋駅前を通行する人々にアピールしながら「狭山事件の再審を求める東京集会」の案内チラシや石川さんの無実と狭山事件の真相を訴えるチラシとティッシュを配布、署名にも取り組んだ。
宣伝カーからは、狭山事件が部落差別にもとづくえん罪事件であり、事件発生と石川さんの不当逮捕から55カ年が経過しようとしており、今現在も石川さんは見えない手錠がかけられたまま闘い続けていること。石川さんの無実を証明する新証拠が続々と裁判所に提出されており、確定有罪判決の根拠は完全に崩壊していることなどを新橋駅前の人々に訴え、2月23日の東京集会への参加を呼びかけた。
街頭情宣行動終了後、狭山東京実行委員会の青木正男議長が総括をし、狭山事件の完全勝利と東京集会の成功に思いを込めて、参加者全員で団結ガンバローを行なった。