足跡鑑定など13点の新証拠を提出
狭山 第45回三者協議


 狭山事件の第45回三者協議が昨年12月21日に東京高裁でひらかれた。

 狭山弁護団は三者協議に先立って、鈴木宏正・東京大学教授、山口泰・東京大学教授、大竹豊・東京大学准教授、長井超慧・東京都立大学准教授による足跡新鑑定(12月8日提出)、血液型について鉄堅第2意見書と再審請求補充書、スコップについて平岡第3意見書と補充書(12月16日提出)、万年筆について原・厳島意見書、下山論文(12月18日提出)など13点の新証拠を提出した。提出された新証拠は241点となった。また、スコップに関わる証拠開示勧告申立書も提出した。

 一方、検察官は弁護団が提出した殺害方法、逆さづり、後頭部の出血(犯行現場における血痕の不存在)、死体運搬についての新証拠に対する反論の意見書、石山昱夫・帝京大学医学部名誉教授による意見書を12月15日付けで提出した。

 第45回三者協議では、この間に弁護団が提出した足跡、血液型、スコップ、万年筆についての新証拠と補充書について説明した。検察官はこれらの弁護団が提出した新証拠について、意見書の提出も含めて対応を検討するとした。

 また、スコップに関わる証拠開示勧告申立書についても検討するとしたが、弁護団が開示を求めている証拠の存否を書面で明らかにしてほしいとの要求には、現時点では回答できないとした。

 弁護団は今後、検察官意見書に対する反論を提出するとともに、鑑定人尋問の請求をするとしている。

 次回三者協議は、4月下旬に行なわれる予定。

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