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今年こそ狭山事件の再審を
東京集会・三多摩集会に全力で結集しよう!
2013年は、狭山事件の発生から丁度50年目の年だ。石川一雄さんも74才になった。4年前の2009年から始まった三者協議(東京高等裁判所刑事第4部、東京高等検察庁、狭山弁護団の三者による話し合い)も、昨年10月までに11回開かれている。この間、東京高裁は検察に対して正式に証拠開示を勧告し、これを受けて非常に不十分ではあるが検察による証拠開示も5回行われた。狭山弁護団では、今年春までに追加の新証拠を提出するとしているが、その後はいよいよ裁判所が何らかの判断を示す段階に入ると考えられる。まさに狭山第3次再審闘争は、最終段階に入った。
この重大局面に際して、狭山東京実行委員会(長谷川信康議長)は、2月20日18時30分から台東区浅草の台東区民会館ホールで「狭山事件の再審を求める東京集会」を開くことを決めた。また、同時に狭山東京実行委員会と都連は、この取り組みに前後して都内各地でも地域的取り組みを行うことを決め、具体的には2月7日18時30分から立川市曙町の立川市女性センター・アイムで、「狭山事件の再審を求める三多摩集会」を開くことも決め、準備に入った。
「狭山事件の再審を求める三多摩集会」は、狭山東京実行委員会、三多摩平和運動センター、都連の三者共催で行う集会である。狭山第3次再審闘争が始まってから三多摩で開くものとしては始めての取り組みとなる。集会には石川一雄さんの家族を代表して、義姉の石川梅子さんが狭山から参加していただける予定だ。都連と支部の総力で、2月7日立川での「狭山事件の再審を求める三多摩集会」、そして2月20日の「狭山事件の再審を求める東京集会」を成功させよう。今年こそ、狭山事件の再審を勝ち取ろう。 |