狭山事件の再審開始を訴え

第32次高裁前アピール行動


sayama

 5月上旬にひらかれる第32回三者協議に向けて、第32次高裁前アピール行動が4月13日から始まった。
 東京都連各支部、清掃人権交流会、埼玉からは県南、入間、比企、北足立、東葛などの住民の会や支援する会、神奈川県連、足利事件の菅谷利和さん、同宗連・曹洞宗、群馬や滋賀・大阪などから、朝・昼の部ともに30名以上の支援者が参加し、高裁・植村裁判長に向けた事実調べの即刻実施と再審開始が訴えられた。第三次が最後の闘いと決意し闘い続ける石川一雄さんは、マイクリレーの時間を一時も無駄にせず、ただひたすら狭山事件の真相、殺人犯に仕立て上げられた真実を語り、「事実調べさえ行えば、全てが明らかになる。一刻も早く事実調べを行なって欲しい」と訴え続けた。都連からの参加者も一人一人マイクを握り、狭山54年、78歳になってしまった石川さんの心に思いを寄せ、再審開始を訴えた。その後、アピール行動は4月20日・27日にあった。