石川無実!再審開始!の世論を
都内各地から巻き起こそう

狭山事件の再審を求める第19次高裁前アピール行動


高裁前行動

 狭山事件の再審を求める第19次高裁前アピール行動が8月12日行なわれた。
 午前の部では、東京都連をはじめ、埼玉県各地の市民・住民の会、山梨県からの有志、横浜の教会関係者など30人以上が集まり、石川一雄さん、早智子さんはもとより、参加者から熱いアピールが途切れることなく行なわれた。最大の山場を迎え全国を飛び回って支援を訴えている石川一雄さんは、「無知だったために、警察に騙されている事にも気づかずに自白してしまった。そのために51年もの人生、自らの見えない手錠をはずすためだけに生きなければならなかった。第2第、3の石川一雄をつくりたくない、そのために部落差別との闘いを一生かけてやっていきます。」との渾身のアピール。早智子さんは、袴田巌さんの48年間も死刑におびえながら収監されていた日々、姉の秀子さんは弟の救出に人生をかけてきたこと、その責任を誰がどう取るのか、との訴えに、東京高裁の職員も沿道を行き交う人たちも心打たれた。
 アピール行動に駆けつけてくれた方々や全国各地で石川一雄さんの無実を訴え、全証拠開示・事実調べ実現を求める再審の闘いの支援者たちの願いが実現するように更に石川無実!再審開始!の世論を都内各地から巻き起こそう。8月20日には第19回三者協議がひらかれている。大詰めの闘いを再審勝利に向けて全力で闘い抜こう。