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10月30日に狭山市民集会を開催

狭山事件の再審を求め石川さんが高裁前で訴え

 

 7月2日から、石川一雄さんと石川早智子さんによる東京高裁前での訴えが再び始まり、都連のなかまも、地元埼玉のなかまとともに参加した。
 「私は、えん罪だから今すぐ無罪にして欲しいと言っているのではない。法廷を開いて証拠を調べてくれれば私の無実は明らかになるので、法廷を開いてほしいと訴えている」。石川一雄さんはマイクを取り、道行く都民や霞が関周辺に勤める人々に向かって必死で訴えた。この日は、石川早智子さんが中心になって、街頭で再審開始を訴える署名活動も行われたが、何人もの人々が自ら署名してくれた。
 狭山事件をめぐっては、東京高裁で現在裁判所、弁護団、検察庁による三者協議が続いている。最近、東京高裁では「東電OL事件」などのえん罪で再審開始決定が出ている。狭山もこれに続いて、ぜひ再審を開始すべきだ。狭山事件の再審を求める市民の会(庭山秀雄代表)と部落解放同盟中央本部は10月30日(火)13時から日比谷野外音楽堂で狭山市民集会を開き、再審開始を強く訴えることを決めた。今こそ都連も全力をあげて事実調べと再審を訴えよう。

部落解放同盟東京都連合会
http://www.asahi-net.or.jp/~mg5s-hsgw/