狭山事件の再審を求める
大きな世論を構築しよう

狭山市民集会に3000人


sayama

 「狭山事件の再審を求める市民集会︱冤罪50年!いまこそ証拠開示と事実調べを!︱」が10月31日、日比谷野外音楽堂で開催された。全国各地から3000人が参加、東京都連も狭山東京実行委員会など多くの仲間と参加した。10月28日には第15回目の三者協議が行なわれ、その関心が集まる中での集会開催であったために、参加者は集会ステージに熱い視線を向けていた。
 13時からの集会では、主催者、各界の連帯挨拶の後、石川一雄さんと妻・佐智子さんが壇上に上がり、石川さんは「冤罪を訴え駆け抜け50年 まだ見ぬ春は近きと信じ」と詠み、佐智子さんは、「今、狭山は動いてい る。今年から来年が大きな山場。みなさんのお力添えをお願いします。」と訴えた。また、「足利事件」の冤罪被害者・菅谷利和さん、「布川事件」の杉山卓男さんと桜井昌司さんからも怒りに満ちた訴えがあり、「まだまだ多くの隠された証拠がある。こんな裁判をいつま で続けるのか。こんなことを許していいのか」と怒りを露わにした。弁護団報告では、中山武敏・狭山弁護団長は、三者協議で開示させた133点の証拠と、被害者を縛った とされる「手ぬぐい」の有無について提出した新証拠等についての報告がされた。
 参加者は満員の野音からデモ行進に出発。先頭では「袴田事件」の袴田さんの妹ひで子さんも横断幕を持って歩いた。第三次再審請求における三者協議も、山場を迎えている。誰がどう見ても、 石川さんは犯人にはなれない。それはあり得ない。東京においても各地から狭山事件の再審を求めるさらに大きな世論を構築していこう。