■INDEX > 狭山事件
都内各地から狭山再審求めるうねりを
4月23日台東、24日西北で地域集会が決定
事件発生から丁度50年目を迎え、最大の山場に入った狭山第3次再審闘争に勝利しようと、東京都内各地で取り組みが活発化している。3月6日には、2月の三多摩地区に続いて、東京23区西北部からも狭山事件の再審を求める声を上げていこうと、地域の労働組合や市民が自治労東京都本部会議室に集まり、狭山事件の再審を求める東京西北集会実行委員会が立ち上げられた。
狭山事件の再審を求める東京西北集会実行委員会は、狭山東京実行委員会(長谷川信康議長)、部落解放同盟東京都連合会(長谷川三郎委員長)、東京地方公務員労働組合共闘会議西北地域協議会地協(馬場潔議長)の3団体が呼びかけたもの。3月6日の会議で、自治労西北地協議長で練馬区職労委員長の山本智啓さんを実行委員長に選出し、正式に発足した。
実行委員会は、4月24日18時30分から中野区野方区民ホール(東京都中野区野方5・3・1野方WIZ・2BF。西武新宿線野方駅下車、環七道路ぞいに南に500m、中野野方五郵便局と同一建物)を会場に、「狭山事件の再審を求める東京西北集会」を開くことを決めた。この集会には、石川一雄さん、早智子さん夫妻が参加する他、狭山弁護団から指宿昭一弁護士が参加し、現在の裁判をめぐる状況や新証拠などについて報告していただく予定になっている。
他にも都内各地で取り組みが進められている。「狭山事件の再審を求める東京西北集会」の前日4月23日18時30分から、台東区浅草の台東区民会館で、「狭山事件の再審を求める台東集会」が開かれる。また現在、東京南部地区での取り組みが計画されている。
今年こそ何としても狭山事件の再審を勝ち取るために、東京都内各地の取り組みを、都連も全力で成功させよう。
|