狭山第3次再審勝利等を課題に

部落解放関東甲信越ブロック共闘
連絡会議第14回総会・交流会


関東ブロック共闘


 部落解放関東甲信越ブロック共闘連絡会議第14回総会・交流会が、9月24日・25日に神奈川で開かれた。東京からは狭山東京実行委員会がオブザバーとして参加した。
 第一日目は、川崎市労連会館で総会が開催された。議長の中山さん(長野県共闘議長)の主催者挨拶、片岡関ブロ議長、岡戸中央共闘常任幹事よりの来賓挨拶、平井神奈川県共闘議長の地元歓迎挨拶で開始された。
 活動報告・決算報告を承認した後、「狭山第3次再審闘争』の勝利」等の活動方針、予算を採択、承認し、次期役員を承認し総会を終えた。続いて「朝鮮学校をとりまく現状と課題」と題して神奈川朝鮮学園理事長の皮進さんから講演していただいた。皮さんは朝鮮学校がなぜ日本にあるのかという歴史を語った後「日本人と同じ税金を払っているのに無償化からの排除や黒岩知事、猪瀬都知事の補助金削除は不当。」と話された。続いて片岡関ブロ議長から「冤罪・狭山事件50年の現状と課題」と題しての現状報告があり一日目を終えた。
 第二日は、横浜市鶴見区の總持寺に集まった。寺内見学をした後、「宗教者がなぜ部落問題にとりくむのか」と題して總持寺布教教化部長の山口さんから世界宗教会議での町田差別発言よりの曹洞宗での取り組みや宗派全体および總持寺での人権問題への取り組みを報告していただいた。