狭山再審
下山鑑定人への事実調べ(鑑定人尋問)実施要請ハガキ運動


下山鑑定人への事実調べの即刻実施要請ハガキ

下山鑑定人への事実調べ実施要請ハガキ原版ダウンロード


狭山東京実行委員会は、狭山事件の第三次再審請求審での再審開始に向けて、当面、下山鑑定人への事実調べの即刻実施(鑑定人尋問)一本に絞って、東京高裁第4刑事部・後藤眞理子裁判長に要請していく取り組みを広く進めて行きます。

狭山事件の第三次再審では、石川一雄さんの無実を示す新証拠が224点も裁判所に提出されています。

その一つ一つが本来であれば再審開始に値する重大な証拠です。

中でも、有罪の有力な証拠とされてきた石川さん宅から発見された被害者のものとされる「万年筆」がニセ物であったことを明らかにした下山進・吉備国際大学名誉教授による万年筆のインクに関する鑑定は、石川さんの無実を証明した最重要の新証拠です。

石川さん宅から発見された被害者のものとされた「万年筆」は、発見当時からねつ造が強く疑われていました。発見された万年筆には被害者が事件当日まで使っていたものとはまったく別のインクが入っていましたが、再審請求での裁判所の決定は、「帰宅の途中でインクを入れ替えた可能性も否定できない」として棄却しました。

下山進・吉備国際大学名誉教授は、発見された万年筆で書かれた数字のインクや被害者のペン習字浄書のインクに含まれる元素を最新科学を用いた分析によって鑑定し、石川さん宅から発見された万年筆のインクと被害者が事件当日まで使っていたインクの成分が異なることを科学的に明らかにしました。つまり、発見された万年筆は被害者のものではない、ニセ物であることが明らかとなったのです。

確定有罪判決の誤りはもはや明白です。一日も早い再審開始に向けて、下山鑑定人への事実調べ(鑑定人尋問)を要請するハガキ運動を広めていきましょう!


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