現地を歩くと自白の矛盾点が浮き彫りに
東京平和運動センターが狭山現地調査


東京平和運動センター 狭山現地調査 集合写真

 東京平和運動センターとして初の狭山現地調査を9月3日(水)に行いました。参加者の多くが現地調査は初めてということもあり、学習会、案内をしていただいた部落解放同盟東京都連合会の皆さんには大変判りやすい丁寧な説明をしていただきました。

 前段の学習会では、石川さんが無実であることはこれまでも様々検証がされてきたが2008年からの三者協議で弁護団から科学的な新証拠が次々と提出され有罪確定判決はもはや根拠を失っている。狭山事件は部落差別がもたらした冤罪であり、当時のマスコミも今では考えられない差別的な報道をしている。そして、今でも部落差別は無くなっていない。と話されました。現地事務所では、石川一雄さん早智子さんから闘争支援への感謝と最後まで闘い抜く決意が力強く述べられました。自白したとされる筋書きに沿って現地を歩くと幾つもの矛盾点が浮き彫りになり、何が何でも石川さんを犯人にするための強引な捜査、杜撰な裁判によって部落差別による冤罪が作り上げられた狭山事件の真実が見えてきました。

(東京平和運動センター)

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