思い出ばなしに花
齋京昭さんを偲ぶ会


齋京昭さんを偲ぶ会

 2月27日、第一ホテル両国において「齋京昭さんを偲ぶ会」が開催された。皮革業界、行政関係、運動関係などから約200人が参加した。

 開会にあたり、呼びかけ人を代表して、大塚康弘・特定非営利法人TEOS理事長、竹原洋一・全日本爬虫類皮革産業協同組合相談役、長谷川三郎・都連委員長がそれぞれあいさつをした。

 黙とうに続き、友人たちより偲ぶ詞が述べられた。また、ワシントン条約、野生生物保護などの国際機関で親交のあった海外の友人たちからのメッセージも紹介された。さらに、懐かしい写真がスライドショーで上映された。

 齋京さんは、都連・企業対策部長を長く務め、部落の産業・企業の発展のために尽くしてこられた。とりわけ爬虫類業界のために、東南アジアにワニの養殖場を作り、野生生物保護と皮革の活用を両立させる、持続可能な開発のモデルを確立した。さらに、地元の足立区で、高齢者福祉の会を立ち上げるなど、さまざまな顔を持っていた。参加者は思い出話に花を咲かせ、故人を偲んだ。