「全国部落調査」復刻版出版差し止め事件裁判第７回口頭弁論が12月25日、午前11時から東京地裁１０３号法廷で開かれる。

　前回、９月25日におこなわれた第６回口頭弁論では、「ミラーサイト」に被告宮部が関与していること、また、鳥取県や滋賀県などとの被差別部落の所在地情報の開示請求をめぐるこれまでの裁判で宮部たちはことごとく敗訴しており、宮部の行為は極めて違法性が高いことなどを明らかにした。

　今回は、前回被告宮部が提出した「準備書面」に対する反論書を弁護団から提出する。また、原告（解放同盟等）の陳述書を提出する。

　口頭弁論はこれが最後で、来年以降、被害を立証する「意見陳述」や「証人尋問」に移る。

　裁判の勝利に向け、これまで以上に差別を許さない支援の輪を広げ、第７回口頭弁論の傍聴に参加しよう。

●第７回口頭弁論傍聴行動

日時　12月25日(月)11時開廷　集合10時15分