「全国部落調査」裁判第6回口頭弁論
傍聴行動に参加しよう

9月25日14時 東京地裁103号法廷



 「全国部落調査」復刻版出版差し止め事件裁判第6回口頭弁論が9月25日、午後2時から東京地裁103号法廷で開催される。
 前回、6月26日に開かれた第5回口頭弁論では、解放同盟側(原告)から「準備書面3」を提出した。「準備書面3」は「被告準備書面3」に対する批判と原告の主張の補充意見を内容とし「被告らがいかに言い訳や弁解を重ねようとも客観的な事実経過から見て、被告らに部落差別を助長、誘発する目的があったことは明らか」であることを主張した。
 第6回口頭弁論では、被告が原告側の「準備書面3」に対する反論をおこなうとしている。口頭弁論はこれが最後で、その後裁判は、被害を立証する「意見陳述」や「証人尋問」に移るといわれている。
 昨年12月、「部落差別は許されないものであるとの認識の下にこれを解消することが重要な課題」とし「部落差別解消推進法」が成立、施行した。示現舎の差別行為は、この法律の理念にも逆行することはいうまでもない。現在も被差別部落の所在地情報はネット上で公表され続けている。これまで以上に差別を許さない輪を広げ、第6回口頭弁論の傍聴に参加し、裁判闘争勝利にむけた取り組みを強めていこう。

 第6回口頭弁論傍聴行動
日時 9月25日 14時開廷 集合 13時15分
場所 東京地裁前集合
報告集会 裁判終了後 日比谷図書文化館 地下1階