埼玉・「部落探訪」削除裁判第2回口頭弁論が6月26日、さいたま地裁でおこなわれ、44席の傍聴席は満席となった。また、口頭弁論終了後、埼佛会館で報告集会が開催され85人が参加した。
第2回口頭弁論では、被告の答弁書に対する反論(原告の第1準備書面)、大阪地裁の仮処分決定など証拠説明書、被告の行為の違法性や最近の差別事例を盛り込んだ第2準備書面など提出書類が確認された。また、次回は9月18日と決まった。
また、口頭弁論開始前に地裁前で支援集会が開催され、東京都知事選挙掲示板を使った差別扇動ポスター掲示事件など被告の悪質さを確認した。
報告集会では、片岡明幸・埼玉県連委員長、赤井中央書記長が挨拶し、山本志都弁護士が準備書面の説明をした。原告の池田さんからも勝利に向けた決意が表明された。連帯挨拶は、県議会議員、県人教、埼玉人企連、神奈川県連、東京都連。最後に小野寺一規県連書記長がまとめ、団結がんばろうの音頭をとった。
都連からの連帯挨拶では、東京都知事選挙掲示板を使った差別扇動ポスター掲示事件について詳細に報告し、被告の行為は絶対に許されないことを訴えた。