「部落探訪」削除裁判 埼玉訴訟
「支援する会」が結成



「部落探訪」削除裁判(埼玉訴訟)を支援する会結成集会

 「部落探訪」削除裁判(埼玉訴訟)を支援する会結成集会が、昨年12月6日、熊谷市埼佛会館でおこなわれ80人が参加した。

 「部落探訪」削除裁判は、「全国部落調査」復刻版裁判に続く第2弾の裁判闘争で、大阪、新潟でも闘われる。

 鳥取ループ・示現舎はウェブサイト上の「部落探訪」(現在「人権探訪」)で全国340以上の地域を晒しており、未だ削除されず拡散し続けている。

 埼玉では、熊谷市協議会の池田さんと埼玉県連が原告となり県内13市町村19地区の「人権探訪」記事20本の削除と660万円の損害賠償を求め、「支援する会」結成集会の前にさいたま地裁に提訴した。

 「支援する会」は、部落解放埼玉県共闘会議、埼玉県人権教育研究協議会、同和問題にとりくむ埼玉県宗教教団連絡会議、部落解放同盟埼玉県連合会、部落解放同盟関東ブロック協議会の5団体が共同代表となり、関東ブロックの各都府県連は、幹事として埼玉、また新潟の裁判を支える。

 原告となることの負担は相当であり、原告を孤立させないためにも東京都連も最大限の支援をしていく決意である。