男女平等社会の実現を
部落解放第66回全国女性集会



部落解放第66回全国女性集会

 5月20日~21日、兵庫県姫路市のアクリエひめじで部落解放第66回全国女性集会が開催された。全体会のオープニングは外国にルーツを持つ小学生たちによるベトナムの獅子舞ムーラン。中央女性運動部員小野崎さんの司会で4月に逝去された岸田章子元部長への黙祷、水平社宣言朗読、東京都連を先頭に荊冠旗入場の後、議長団が兵庫県連と群馬県連から選出された。

 西島中央執行委員長挨拶、兵庫県連委員長の地元歓迎挨拶、兵庫県知事をはじめ来賓挨拶、石川一雄さんからのメッセージ代読、中央女性運動部からの経過報告と方針提起が行なわれた。

 記念講演は山﨑鈴子中央書記次長から「女性差別とどう向き合うか」―男女平等社会の実現をめざして―と題して行なわれた。仕事や生活上のご自身の体験、女性が運動の先頭にたち諸要求を勝ち取ってきたこと、国連での活動で調査の重要性を認識したことなどを話され、全国大会で決定されている「男女平等社会実現基本方針」の実現、水社社の歴史から学ぶこと、性の多様性についてなど今後の課題を提起された。

 参加者は29都府県から898人、東京都連からは6支部16人。

 2日目は7分科会に分かれて学習や活動交流を行った。

(都連女性部)

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