石川早智子さんが思いを力強く訴える
女性部高裁前アピール行動



都連女性部 高裁前アピール行動

 都連女性部呼びかけによる狭山再審要求の高裁前アピール行動が、4月18日12時~13時の時間で行なわれ、29名の参加で取り組まれた。

 当日は石川早智子さんも参加。コロナ禍前は石川さん夫妻が先頭に立って高裁に声を届けて来たが、感染予防を優先し外出を避けざるを得ず、久しぶりの参加となった。

 早智子さんはときどき涙で声を詰まらせながらも、家令裁判長がこれまで表した見解を引用しながら、「証拠開示の重要性」「科学的証拠に基づく審理」をぜひ実行してほしいと力強く訴えた。85歳になった一雄さんは、絶対負けないという思いで無理をしながらも体を鍛えているが、目も耳も不自由になっているという近況も伝えられた。

 早智子さんの訴えを受けて、参加者のリレートークもいつも以上に力がこもったものとなった。愛知県から参加した僧侶の方は、狭山再審無罪を勝ち取ること、部落差別をなくすことは僧侶としての重要な仕事と思っていると訴え。埼玉県西部で市民の会を再建した方は取り組みの経過や思いを話された。最後にもう一度早智子さんからの訴えで行動を終了した。

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