大野裁判長へ、退官前に事実調べの決定を
都連女性部 高裁前アピール行動



都連女性部 狭山再審を求めるアピール行動

 狭山再審を求めるアピール行動を10月27日、東京高裁前で行いました。都連女性部と、その呼びかけで多くの共闘の仲間たちがかけつけました。

 30名近くの仲間たち一人ひとりが、自分の思いを大野裁判長に訴えました。弁護団が269点以上もの新証拠を提出していること。そして、万を持して裁判所に事実調べと鑑定人尋問を要求したこと。それに賛同する51万人もの署名が集まったこと。事実調べと鑑定人尋問をすれば、おのずと石川さんの無実が明らかになることです。

 大野裁判長は、12月で退官になります。なにもしないで次の裁判長に託すことだけはさけてほしい、事実調べを決定し、再審に道を開いて退官してほしいと強く訴えました。

 袴田裁判では、前裁判長が検察側がいたずらに裁判を長引かせ、9年もの年月を無駄にしたと後悔の念を述べています。狭山事件も証拠がでっち上げられ、検察側が再審開始を邪魔していることは袴田事件と同じです。

 今回のアピール行動では署名をしてくださる方が多く手ごたえを感じました。

(都連女性部)

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