後藤裁判長の後任の大野勝則裁判長のもとで初めて開かれる三者協議を前に、コロナ禍で高裁前アピール行動の中止が続く中、都連女性部は9月17日、「東京に住む私たちが、事実調べ・再審を求める声をあげていこう!」と高裁前スタンディング行動に取り組みました。呼びかけに応え、埼玉、千葉、神奈川からも30人以上が集まり、思い思いのプラカードや横断幕でアピールしました。共闘の仲間が自前のマイクとスピーカーを持ってきてくれ、消毒を徹底しながらリレートークも行ないました。
「裁判長の交代によって審理を引き延ばすことなくすみやかに事実調べを行ってほしい」、「真実を直視して証拠を見て正しい裁判を行ってほしい!」という訴えとともに、それぞれ自分と狭山との関わりを語りました。「石川さんが無実を訴え続けて57年。大野裁判長、あなたの57年間はどんな時間でしたか?」と問いかける仲間もいました。コロナ禍がなければ、この場で無実を訴えたかったであろう石川さんと早智子さんの分までという思いで一人一人が熱いアピールを行ないました。
(都連女性部)