沖縄の課題に関心を
都連女性部学習会



 都連女性部は11月10日、学習会を東京都人権プラザでひらいた。各支部からは約30人が参加した。

 学習会では、ピースボート共同代表の野平晋作さんを講師に迎え「憲法を守る闘い、憲法が切り捨ててきたことを勝ち取る闘い」と題した講演をうけた。

 野平さんは歴史認識の問題は現在の問題で、今と未来の平和を築くために、かつて日本が行った侵略や植民地支配の問題を問題にして活動をされている。

 講演の中で野平さんは「反安保法の闘いでは、安倍政治があまりにもひどいために、立憲主義を軸にして保守派も含めて大同団結して大きな運動となった。しかし沖縄は戦後一貫して憲法が保障する人権が踏みにじられてきた。在日米軍基地の7割が沖縄に集中し、犯罪や航空機墜落などの基地被害が多発しても日米地位協定の見直しは進まない。このような日米安保体制の矛盾を沖縄に押し付けている。そのことが本土の人には理解しづらくなっている。憲法を守るための大同団結は大事だが、沖縄が『小異』で切り捨てられるのは間違っている。考えていかなければならない。」とわかりやすく話された。

 参加者した仲間で、学習した内容を身近な人に伝え行動しようと確認し合った。 (都連女性部)

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