師岡康子弁護士を講師に記念講演
部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会2019年総会へ


 部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会(臼井敏男会長)は6月21日14時から2019年総会を全水道会館5階大会議室で開催する。また、14時半から記念講演として師岡康子弁護士を招き、「東京都人権条例と国立市人権・平和基本条例について」お話をいただく。

 2016年、障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消推進法が施行され、現国会ではアイヌ新法が制定された。人権関連個別法の制定が進む中、法律の具体化が求められている。また、東京都や国立市など都区市町村で差別撤廃・人権条例が制定されつつあり、実効性が求められている。法律や条例、国際人権条約などを活用し、差別主義的な行為を根絶させる社会的な取組が重要になっている。

 「東京実行委員会」の総会では、このような状況を受けて、①「部落差別解消推進法」の具体化、②東京都人権条例の具体化、③区市町村での人権条例の制定、④モニタリング事業などインターネット上の差別の撤廃に向けた取り組みなど国や都区市町村での部落解放・人権政策確立にむけた取り組み方針を論議する。

 また、記念講演として、師岡康子弁護士から今日の人権条例のあるべき姿から、東京都人権条例と国立市人権・平和条例を評価していただき、条例制定運動など人権政策確立要求の課題について学習する。

 企業、宗教教団、労働組合など実行委員会加盟団体の多くの参加で総会を成功させよう。


●部落解放・人権政策確立要求東京実行委員会2019年総会と記念講演

日時 6月21日(金) 14時開会(記念講演:14時30分開会)

場所 全水道会館5階大会議室(文京区本郷1・4・1)

記念講演 「東京都人権条例と国立市平和・基本条例について」

講師 師岡康子弁護士

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