今も5万5千人が避難
原発のない福島を!県民大集会へ


 2018原発のない福島を!県民大集会が3月17日に双葉郡楢葉町の天神岬スポーツ公園で開催される。

 呼びかけ文では、「先般の総選挙においても原発問題は、国民にとって優先度の高い政治的争点でなかった」と現状を分析し「「関連死」2147人にのぼり(2017年3月31現在)、なおもふえ続けています。この2017年春に帰還困難区域を除く地域の避難指示がほぼ解除され、被災地復興は新段階に入ったものの、帰還した住民は数パーセントにとどまっています。まだ約5万5千人(2017年10月現在)の避難者がふるさとを取り戻すまでには、さらに長い時間がかかるでしょう。

 また、避難指示解除と賠償金の打ち切りがセットになっていることから、被災者住民の間に新たな対立と分断が持ち込まれている」「ふえ続ける汚染水、および2200万個といわれる県内のフレコンバッグの処分問題が焦眉の課題」と福島の現状をアピールしており、「被害が深刻だった楢葉町で開催」すると訴えている。

 私たちは呼びかけに応え福島の現実に目をそむけず、脱原発および「区域外」(自主)避難者支援を強化していく。その一環として県民集会参加に取り組む。

 都連は、参加費4000円でバスによる日帰りツアーを予定している。参加を訴える。


 2018原発のない福島を!県民大集会

 日時 3月17日(日)12時30分(12時より オープニング)

 場所 天神岬スポーツ公園(島県双葉郡楢葉町大字北田字上ノ原27︱29)

 主催 原発のない福島を!県民大集会実行委員会

 ※都連は日暮里駅東口8時出発の予定。