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狭山事件の再審を求める三多摩集会に141人

事実調べと証拠開示、再審を求めて

sayamaSantama201302 狭山事件の再審を求める三多摩集会が2月7日、立川女性センター・アイムを会場にひらかれた。主催は狭山東京実行委員会、三多摩平和運動センター、部落解放同盟東京都連合会の3者。
 若林克俊三多摩平和運動センター事務局長が司会をし、三多摩平和運動センターの畑佳幸議長が主催者あいさつをおこなった。そして、「石川一雄さんは無実だ!?3つの疑問・無実の証明?」 のDVDが上映された。そして、狭山弁護団の河村建夫弁護士が「狭山事件・新証拠と事実調べをめぐる動向と課題」とのテーマで報告がされた。河村弁護士は狭山事件の再審に自身が取り組むようになった経緯と狭山事件の事実経過を述べ、再審と証拠開示についてのポイントを説明し、証拠開示の成果について述べた。河村弁護士は証拠開示の成果として、1、証拠開示のインパクト、2、犯罪の「裏付け」証拠が存在しないことが裏付けられつつあること、3、開示された証拠は無罪の材料になることなどをあげた。そして、民衆の声を裁判所に届けようと呼びかけた。
 また、石川一雄さんの家族からの訴えとして、義姉の石川梅子さんが古河邦子を聞き役に日常の支援に対するお礼を述べた。梅子さんは貧しい中で支え合って取り組んできたこと、最初は何も話せなかったが、今では大勢の前でも話ができるようになったことなど取り組みの経験を交えながら石川一雄さんの再審・無罪へ支援を訴えた。
 地元からは小島正次解放同盟国立支部書記長が三多摩地区の部落差別の実態をふまえてアピールをし、長谷川信康狭山東京実行委員会議長が取り組みを提起した。
 最後に長谷川三郎解放同盟都連委員長がまとめと閉会挨拶をおこなった。

部落解放同盟東京都連合会
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