■INDEX > 地域活動
再審への展望をひらこう
狭山事件の再審を求める台東集会へ
狭山第三次再審の闘いは、2009年9月からの裁判所、弁護団、検察官による三者協議によって進められています。2回目の協議で門野裁判長が8項目の証拠開示を勧告し、その後東京高検は36点の隠しもつ証拠を開示、更に、2012年4月23日第10回目の三者協議で、検察官は19点の証拠を開示しました。死体を埋めるために使われたとして有罪証拠の一つになっているスコップに関する書類や筆跡資料などです。
10月に、第11回三者協議が開催されます。殺害現場のルミノール反応検査報告書など重要な証拠はまだ開示していません。東京高検が隠し持つ全証拠を開示させるとともに、殺害現場近くで「悲鳴など聞いていない」と証言したOさんの証人尋問など裁判所には事実調べを強く迫っていく必要があります。
第11回三者協議を巡る状況と再審への展望をしっかり確認し、一日も早い再審実現をめざしていきましょう。
(台東支部) 狭山事件の再審を求める台東地域集会
日 時 10月11日(木)18時30分開会
場 所 都立人権プラザ 2階 活動交流室
(台東区橋場1・1・6)
内容
●上映「動き始めた狭山裁判」
●講演「三者協議の現状と再審への展望」中央狭山闘争本部 安田聡さん
●石川さん・早智子さんからのアピール
主 催 部落解放同盟台東支部
共 催「地公労」台東地区協議会
|