講演と慰霊碑巡りで不戦の誓い
台東下町反戦の集い実行委員会

 戦後70年、東京大空襲から70年の3月10日、台東支部も参加している台東下町反戦の集い実行委員会は19回の取り組みとして慰霊碑巡りや講演会等を行いました。午後、台東区の主催で「平和のつどい」が開催され、海老名香葉子さんから「あの、火の海 忘れじ」の講演があり、戦争がないよう生きている限り伝えていきたいと訴えました。

 その後、慰霊碑めぐりでは「東京大空襲を許さない」のぼりを掲げ、浅草寺にある平和地蔵尊や戦災で焼け残った大イチョウ、油で焦げた人影のある言問橋と戦災犠牲者追悼碑などをまわる中で、改めてこの悲劇を繰り返してはならないと参加者は誓いました。

 夜間は、「安倍政権の積極的平和主義か、日本国憲法の平和主義か」と題して講演が行なわれ、安倍首相は、就任以来50カ国ほど各国を訪問し、武器輸出や合同演習など軍事的な協力を積極的に進め、最終的には「改憲」への道を進んでいるだけに、「戦争のできる国」に絶対にさせてはならないために取り組みを強めていく集いとなりました。

 (台東支部)