部落解放墨田区民共闘の第22回総会を2月23日、墨田区社会福祉会館で開催しました。
開会あいさつで岩田議長は「いよいよ狭山は証拠リスト開示をうけて大きな局面を迎えている。地域から再審開始に向け闘いを推し進めよう」と訴えました。
総会は議案書にそって進められ、狭山再審の実現、安倍政権の戦争への道と対決し、あらゆる差別を許さない地域での闘いを進めようとの活動方針を確認しました。
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック共同代表外間三枝子さんに記念講演をしていただきました。
幼少時代は名護でその後沖縄市(旧コザ市)の基地のまちで育った外間さんは「よくぞ米軍にレイプされることなく、殺されることもなく生きてこられた」とふり返り、基地の存在を語った。また、本土に出て来てから常に沖縄出身を強く意識しながら暮らして来た事、少女暴行事件をきっかけに本格的に一坪反戦地主会の運動を担い、沖縄と本土を結ぶ闘いに奮闘していることを語りました。
沖縄の痛みと差別への深い憤りが伝わってくる話でした。解放フェスタでの沖縄出身青木初子さんの講演が大変好評で、今度もぜひ外間さんの話を聞こうと例年をはるかに超える50人が参加しました。 (墨田支部)