狭山事件の再審を求める6・22墨田集会が6月22日、墨田区社会福祉会館でひらかれ、95人の参加がありました。
まず部落解放墨田区民共闘会議の岡崎議長が開会のあいさつ。つづいてインタビュー形式で新企画「石川一雄さん・早智子さんと語る」が行なわれました。一部だけですが紹介します。
質問 不当逮捕され、取り調べられ一番苦しかったことは
「取り調べではなぐられたり、けられたりしましたが、毎日朝8時から夜中までの取り調べで眠く、こっくりこっくりすると殴られるそれが一番つらかったです」
質問 早智子さん、結婚の経緯を聞かせて 「私は職場に部落解放研究会が出来た時、出身を隠すも地獄、明らかにするのも地獄ならば、明らかにしようと決心。当時から石川のメッセージには心を打たれ、東京の狭山集会に初めて来たときは涙があふれました。石川が仮出獄後に徳島のある集会に来たとき初めて話をしました。
一緒になってから本当の彼は悲しみをいっぱい抱えている特に両親、お母さんを一日も看病できなかったこと、ウソの自白をしたことの自責の念等に苦しんでいたました。でもそれは彼の責任ではない。冤罪を生み出した人たちの責任なんだと私は言います」と語られました。
次に狭山弁護団報告を河村健夫弁護士が行い、筆跡をめぐる有力な新証拠である福江鑑定を中心にわかりやすく話され、無実を多くの人に訴えていく確信を得ることができました。
(墨田支部)