狭山と地域を中心に
墨田解放共闘第25会総会



墨田解放共闘第25回総会

 2月28日、部落解放墨田区民共闘会議の第25回総会が墨田区社会福祉会館で行われ32人が参加しました。

 総会はまず、岡崎広議長(清掃労組)が「昨年の総会で前岩田議長から議長を引き継いであっという間の一年でした。狭山の闘いをはじめこれからも皆なと一緒にがんばって闘っていきたい」とあいさつしました。

 つづいて運動方針(1、狭山第3次再審を絶対勝ち取ろう 2、“熱と光”すみだフェスタの取り組み3、人権と反戦・平和を確立する取り組み4、交流会・学習への積極的取り組み5、組織強化の取り組み)などを採択しました。

 二部の記念講演は事件報告~復刻版「全国部落調査」事件~と題して河村健夫(弁護士・大正大学講師)さんが行ないました。

 河村さんは「全国部落調査」復刻版出版事件の仮処分の裁判、現在裁判中の本訴訟について詳しく話されました。

 その中で「差別されない権利」を人格権の一種として認めた横浜地裁相模原支部の「異議審」決定の判決は非常に重要な判断を下したものであると強調されました。

 この決定は今後、同種の事件が起きた場合裁判で勝利しやすくなり、他の裁判にも大きな影響を与えると述べました。

 恒例の第3部の交流会ではお酒も入っていつもの通り多くの参加者が発言し大いに盛り上がり参加者の交流がすすみました。

(墨田支部)