人権のふるさとづくりをめざす
群馬県倉賀野地区を訪ねて
墨田支部バス研修会



墨田支部バス研修会

  墨田支部は支部バス研修会で2月25日(日)群馬県高崎市にある倉賀野地区を訪ねました。墨田支部員、教員、解放共闘の仲間、都連青年部員など31人が参加しました。都連青年部の岸本萌さんから感想文が届いているので紹介します。

 「都連青年部からは2人が参加しました。差別をはねかえし培ってきた地域の取り組みに学ぶことを目的とし、倉賀野に生まれ、育ち、生活し、よき日をめざし地域活動の取り組みを続けている平井豊さんの講演とフィールドワークで学びました。

 高崎人権プラザに到着すると館長やスタッフの皆さんが休日にも関わらず、あたたかく歓迎してくれました。

 平井さんの講演では、ご自身の生い立ちから、幼少期の地域、農村部落であるがゆえの苦労、貧困の連鎖、部落差別の現状等を、お昼休みの時間も惜しんで熱心に話してくれました。

 フィールドワークでは、地域全体に当たり前ですが長い歴史があり、それらの積み重ねで現在があることが実感できました。東京で何度も引っ越しをして育った私には、脈々と受け継がれているコミュニティの結束力は本当に羨ましく、そういった地域で育つと自然とアイデンティティが持てるのかな?と思いました。行き帰りのバスでは事前学習やビデオ視聴と参加者の感想を含めた自己紹介が行われました。墨田支部の勤勉さに驚きます。」 バス研修会は若い人の参加者が増えており、とても意義ある取り組みになりました。

(墨田支部)