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皆で動かすぞ!狭山再審
狭山事件の再審を求める墨田集会
狭山事件の再審を求める墨田集会が6月15日、墨田区社会福祉会館で開催され、80人が参加した。「みんなで動かすぞ!狭山」をテーマに部落解放墨田区民共闘の主催で取り組んだ。
現在製作中のドキュメンタリー映画「見えない手錠をはずすまで」の予告編を上映。石川一雄さん早智子さんのふだんの生活が盛り込まれた映画に期待の拍手。
次に石川一雄さんから「次回の三者協議が十月という事で、今年中に再審開始をと思っていたが残念。みなさんとともにがんばりたい」と話された。早智子さんは東電OL殺人事件再審決定を喜ぶと共に「報道はこんな大切な出来事を小さく扱っている」と批判。
次に、狭山弁護団の若手弁護士河村健夫さんから裁判の現状を講演していただいた。これまでの再審開始の数々をふりかえって、証拠開示の重要性が解りやすく説明された。検察には「有罪立証に役立たない」と判断した証拠が眠っている。粘り強い証拠開示の闘いが重要と強調した。
最後に共闘会議の仲間と墨田支部女性部によるリレイトーク「組合で狭山現地調査を取り組み無実を一層確信した」と清掃労働組合、「ビラまきで一人でも多くの人にビラがわたせた時うれしい」と女性部等が闘いの報告や感想を語った。 集会のまとめで藤本執行委員は高等裁判所への要請ハガキ行動と二九日錦糸町ビラマキ行動への参加を呼びかけた。会場全体で出せる力を出し切ってみんなで狭山を動かそうと確認した。集会終了後は場所を変え河村弁護士にも参加いただき交流会が行われた。
(墨田支部)
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