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厳しい差別の実態も報告
“熱と光”すみだ解放フェスタ2012盛況
“熱と光”すみだ解放フェスタ2012が昨年12月14日社会福祉会館で行われ80人余の人が参加しました。
はじめに解放共闘岩田議長が「今日は劇もありますが、昔の話ではありません。昨年の3・11東日本を襲った大地震の中で、東北朝鮮学校は自らも被災しながら同胞だけでなく日本人を受け入れてきました。差別されている側こそ、命の大
切さを知っているということです。」とあいさつ。
最初に、構成劇「山の粥」が上演されました。飢饉の中、日頃差別してきた人々に「粥」の炊き出しを続けた被差別の人々の話です。熱演で時に笑いもおきました。
次に人権センターながのの高橋典男さんが講演しました。ご自分の生い立ちから始まり、さまざまな相談事業のなかであらわれた厳しい差別の実態について詳しく話されました。現在も続く差別の重さを考えさせる講演でした。(墨田支部) |