松代大本営と無言館と差別戒名
長野研修旅行



 品川支部女性部は10月26~27日、一泊研修で長野の松代大本営と無言館、西楽寺・龍光院に行ってきました。松代大本営は単行本「松代大本営」を書いた原山茂夫さんが案内。敗戦末期、本土決戦に備え、大本営機能を移すため松代に膨大な壕が掘られた。強制連行も含め多くの朝鮮人が酷使されていたが、敗戦で作業は中断。壕の一部が公開され、そこには削岩機の跡や指で書かれたハングル文字も残っていた。どんな気持ちで書いたのだろうか。
 無言館には徴兵された画学生たちの最後に書いた絵が展示されていた。恋人、妻や子どもの絵など一つ一つのコメントに悔しさや悲しみがにじみ出ていて、胸を突きました。
 自分たちは生き延びようとして掘られた松代大本営!腹が立つとともに、今、進められている「戦争への道」には絶対に反対して行こうと改めてみんなで話しました。 西楽寺の「差別戒名」や部落の墓地については長野県連の星沢さんが案内。龍光院の差別戒名の墓石群も含めて、あの世までも続く「部落差別」に怒りがこみ上げました。 品川支部 女性部