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村崎太郎さんを招いて
人権の21世紀をつくる文化の集い2011へ
「人権の二一世紀をつくる文化の集い二〇一一」が九月八日(木)、大井町駅前「きゅりあん小ホール」で開催されます。
人々を祝福する日本の伝統芸能、その多くは被差別部落の民衆が担ってきました。そのひとつ、猿まわしを復活させた村崎太郎さんのお話をお聞きし、猿回し芸をご覧いただきます。
村崎太郎さんは、二〇〇八年、妻・栗原美和子さん著の私小説「太郎が恋するころまでには…」で、被差別部落出身であることを公表。〇九年には、自ら被差別部落民の経験を執筆した「ボロを着た王子様」を出版。ここ数年は、次郎とともに、日本各地の限界集落、ハンセン病療養所、原爆被爆者の皆さんなどを訪ねる出逢いの旅を続けています。
村崎太郎さんは、「猿まわし復興三〇周年の時に、私は被差別部落出身者であることを世の中に公表いたしました。世の中には弱者と呼ばれる人たちが大勢います。しかし、弱者の声はなかなか人々の心に届かないのです。ならば、誰かがその声を拾って代弁していかなければならない…そう思いました。でも彼ら弱者は、なかなか心を開いてくれない…それも実感しました。だから、私自らが『弱者であることを公にしよう』と思い立ったわけです。同じ弱者である私に対しては声を聞かせてもらえくれるだろう。聞かせてもらえれば、私が多くの人に伝えていくことができる…。今、私はそういう思いで、講演活動を続けています。」とメッセージしています。
ぜひ多くの方に村崎さんのお話と、伝統芸の猿まわしをお楽しみいただきたいと思います。
電話予約 03-3762-7176
ホームページURL:www.justmystage.com/home/jinken21
(品川支部)
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