人権の21世紀をつくる文化の集い２０１０

10周年記念コンサートへの参加を
小室等さんらが出演

 

　人権の21世紀をつくる文化の集い２０１０実行委員会が11月15日（月）18時開場・18時30分開演、人権の21世紀をつくる文化の集い２０１０　10周年記念コンサートをきゅりあん大ホールでひらく。この集いは「戦争と抑圧の20世紀から平和と人権の21世紀へ」との願いを込めてはじめられたとりくみだった。10周年を迎え、これまでとは違う大きな集会にしたいとの思いでフォークシンガーの小室等さんのコンサートが企画された。小室等さんの音楽は人生を高らかに人生を高らかに肯定し、疲れた現代社会の中にあっても、明日をたくましく生きる勇気を与えてくれる。それは、差別と闘う勇気をも与えてくれるとの思いから企画されている。
　10周年記念コンサートの出演者はフォークシンガーの小室等さん、そして、シンガーソングライターのこむろゆいさんと作曲家・ピアニストの谷川賢作さんがジョイントする。
　小室等さんは『人生を肯定するもの、それが音楽』の中で、「人生を積極的に肯定する情熱がない限り、歌は生まれないだろう」と言っている。「おどおどしながら、しかし退かず、人生を肯定するもの、それが音楽」だと。小室さんは美術大学在学中に、60年代のアメリカの公民権運動を背景に広まったフォークソングに感銘を受け、「六文銭」を結成、音楽活動を続けている。谷川俊太郎さんら多くの詩人、アーティストと音楽活動を続け、ドラマ、映画、演劇へ楽曲を提供している。09年には娘のこむろゆいさんと「ラニャップ」を結成、新たな活動も展開されている。