0.6%の沖縄に、70%以上の米軍基地が集中し、多発する事件事故で子どもの命や暮らしが脅かされ、何かことが起きた時には標的にされ、再び戦火の危険にさらされる沖縄。沖縄戦を生き抜いたオジーやオバーたちは「子や孫たちのために二度と戦場にしてはならない!」と新基地建設反対の必死の座り込みが続けられています。
本土防衛・国体護持のために捨て石にされ、4人に一人が犠牲になった沖縄戦。6月23日の降伏後も北部では、方言を使ったなどと惨殺されるなど北部ではゲリラ戦やスパイ戦が続いていた。工作員養成機関「陸軍中野学校」から身分や名前を隠して沖縄に派遣された42人の「秘密戦」を描いた「沖縄スパイ戦史」を2月15日に上映します。また、朝鮮半島から連行された「従軍慰安婦」や軍属・軍夫の「玉砕」を描いたドキュメンタリー映画「ぬちがふう(命果報)」を4月5日に連続上映します。映画を通して、沖縄戦の実態を学び、そして、現在の辺野古の問題とどう繋がっているか、ともに考えたいと思います。ぜひ、見に来てください。
(南部の会・品川支部)